和の所作美人:器の持ち上げ方
和食の美しさは、料理そのものだけでなく、いただき方にもあらわれます。その中でも、器の持ち上げ方は「上品さ」を感じさせる大切な所作のひとつ。
この記事では、和の食卓で美しく見える「器の持ち上げ方」について、基本マナーと所作のコツをわかりやすくご紹介します。
器を持つ意味とは?
和食では「器を持って食べる」ことが基本です。特にごはんや汁物などは、手に持つことで
- 食べやすくなる
- 食器の中身が見やすくなる
- 姿勢がきれいに見える
など、見た目も機能面も整う所作となります。器を丁寧に持ち上げるだけで、自然と動作がゆるやかになり、食事全体の雰囲気も落ち着いたものに。
器を持ち上げる基本マナー
ごはん茶碗の持ち方
- 片手(主に左手)で茶碗の底を支えます
- もう一方の手で側面にそえるように持ちます
- 自分の口元まで自然に持ち上げましょう
※お箸を持ったまま器を持ち上げるのはNG。いったんお箸を置くか、先に茶碗を持ちましょう。
汁椀の持ち方
- 左手の指先で底を支えます(親指は縁に添える)
- 右手でそっと側面を添えるように
- 口を近づけて、音を立てずにそっといただきます
※お椀に顔を近づけすぎないよう注意。
持ち上げない器もある?
すべての器を持ってよいわけではありません。たとえば:
- 平皿・大皿…持ち上げず、机に置いたまま食べる
- 刺身の皿や取り皿…手に持たず、お箸で取っていただく
大きくて不安定な器は無理に持たないのが基本です。周囲の人や雰囲気を見ながら、その場に合った所作を心がけましょう。
美しく見えるちょっとしたコツ
- 肘を張らず、脇をしめて器を持つ
- 手首を反らさず、自然な角度で保つ
- 持ち上げるときはそっと、置くときも静かに
器の所作が丁寧な人は、それだけで清潔感や信頼感を与えるもの。
まとめ
和食の所作は、誰かのためというより、自分自身を丁寧に扱うことにつながります。器の持ち上げ方ひとつをとっても、その人の人柄が表れる──だからこそ、美しくありたいですね。
お食事処やまにでは、こうした和の心を感じる時間をご提供できるよう、日々心を込めておもてなしをしています。
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お食事処やまに 女将 鈴木弘子
住所:静岡県磐田市塩新田53
電話:0538-55-5031(受付時間 9:30~19:00)
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