【和の調味料】鰹節編|日本の旨み文化を支える一片の削り節
鰹節とは?日本の食卓を支える旨みの源
鰹節は、日本料理の味の基礎となる「だし」を取るための食材として、古くから重宝されてきました。カツオを煮て燻し、さらにカビ付けと乾燥を繰り返すことで、水分を極限まで抜き、旨みを凝縮したものです。
その香り高さと深い味わいは、まさに日本の食文化を象徴する存在。味噌汁、煮物、麺つゆ、おひたしなど、あらゆる和食に欠かせません。
おぶしとめぶし|鰹節の二つの顔
鰹節には大きく分けて「雄節(おぶし)」と「雌節(めぶし)」の二種類があります。
これはカツオの背側と腹側の部位によって呼び分けられます。
雄節(おぶし)
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カツオの背中側から取れる部位
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脂肪分が少なく、すっきりとした上品な味わい
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香りが高く、澄んだだしが取れるため、お吸い物や上品な料理に向いています
雌節(めぶし)
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カツオのお腹側から取れる部位
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脂肪分が多く、コクとまろやかさが特徴
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味噌汁や煮物など、旨みと厚みを求める料理に最適です
おぶしとめぶしをブレンドして使うと、香りとコクのバランスが絶妙になり、さらに奥行きのある味わいが楽しめます。
戦後すぐに購入された、やまにの鰹節削り器
お食事処やまにの大将の祖父が、戦後すぐに手に入れた鰹節削り器は、今も現役で活躍中です。長年使い込まれた木の風合いと、削りたての香りは、どこか懐かしく温かい気持ちにさせてくれます。
削りたての鰹節は、市販のパックとは香りがまったく違い、台所いっぱいに広がる芳香は、まさに「和食のごちそう前の合図」です。
鰹節を削るときは 家猫『そいちゃん』も、台所から離れられません。
人にも猫にも魅力的な香りです。
鰹節は“だし”だけじゃない!余らせない食べ方
鰹節といえば、だしを取るために使うことが多いですが、だしを取った後の“出がらし”にも、まだまだ旨みは残っています。
捨ててしまうのはもったいない!そんなときにおすすめなのが、鰹節のふりかけです。
鰹節ふりかけの作り方
材料(作りやすい分量)
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だしを取った後の鰹節 約50g
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醤油 大さじ2
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みりん 大さじ2
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砂糖 小さじ1
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白ごま 適量
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お好みで七味唐辛子 少々
作り方
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だしを取った後の鰹節を軽く絞り、水分を飛ばします。
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フライパンを中火にかけ、鰹節をからいりしてさらに水分を飛ばします。
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醤油、みりん、砂糖を加え、全体に味をなじませながら炒めます。
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白ごまを加えて混ぜ、好みで七味唐辛子を振ったら完成です。
温かいご飯にかければ、立派な一品に。おにぎりの具や、冷ややっこ、炒飯の隠し味にも使えます。
味噌玉にもアレンジ!
現代版の保存食として人気の「味噌玉」にも、このふりかけを混ぜ込むと、香ばしさと旨みがぐんとアップします。
味噌、玉ねぎ麹、乾物(乾燥わかめ・切干大根・干し椎茸・とろろ昆布など)と合わせて丸め、冷凍しておけば、お湯を注ぐだけで手軽にお味噌汁が完成します。忙しい朝やお弁当のお供におすすめです。
女将はちょっとめんどくさりなので丸めず、タッパーに空気を抜きながら
味噌玉を敷き詰め 冷凍保存!
大さじスプーン1杯とお湯でホッとするひと味を楽しんでいます。
(濃さはお好みで…)
まとめ|鰹節の魅力をまるごと味わう
鰹節は、だしの香りだけでなく、余すことなく活用できる、日本人の知恵が詰まった食材です。
おぶしとめぶしの特性を知り、料理によって使い分けることで、さらに和食が楽しく、美味しくなります。
そして、だしを取った後もふりかけや味噌玉として活用すれば、旨みを最後まで堪能できます。
地元・磐田の海の恵みを味わいたくなったら…
どうぞ「お食事処やまに」へお立ち寄りくださいませ。
しらすをはじめ、旬の味わいを丁寧にお届けしています。
お食事処やまに 女将 鈴木弘子
住所:静岡県磐田市塩新田53
電話:0538-55-5031(受付時間 9:30~19:00)
公式HP:https://yamani-iwata.com
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