神秘の清流と笑いのひととき『龍王権現の滝』
先日、大将と一緒に浜松市天竜区佐久間町の「龍王権現の滝」へ行ってきました。
以前から名前は聞いていたものの、実際に訪れるのは初めて。
「滝の水がきれいらしいよ」「マイナスイオンがすごいらしい」という噂に胸を躍らせ、車で山道を進みました。
細い山道の先にある小さな駐車場
龍王権現の滝へ向かう道は、両側を杉や広葉樹に囲まれた細い山道。
くねくねとした坂を上っていくと、小さな駐車場が見えてきました。
車は3台ほど停められるスペース。車を降りた瞬間、どこからともなく「ザーッ」という滝の音が聞こえてきます。
「もう近いのかな?」とワクワクしながら、そこから徒歩で滝を目指します。
杉の森を下っていく15分間
駐車場からは杉の木に囲まれた森の中を下っていきます。
これがなかなかの急坂!
「帰りはこの坂を上るのか…」と、ちょっと不安になりながらも、木漏れ日の中を進む足取りは軽やか。
足元には落ち葉や小さな草花が広がり、森の香りに包まれます。
※少し滑りやすくなっているので注意が必要

▲杉の森の中を進むと、木漏れ日が心地よく降り注ぐ。
吊り橋から見えた感動の景色
坂を下りきった先に現れたのは吊り橋。
二人とも吊り橋は平気なので、ひょいひょいと渡ります。
橋の上から見下ろす川の水は、驚くほど澄んでいて底まで見えるほど。
「うわ〜、きれい!」と感動しつつ、橋を渡り終えると、目的地の滝はもうすぐそこです。

▲吊り橋から見下ろすと、透き通った川の流れが!
龍王権現の滝との出会い
少し歩くと、ついに目の前に「龍王権現の滝」が現れました。
白い飛沫を上げながら勢いよく流れ落ちる滝は、力強さと美しさを兼ね備えた存在感。
水の透明度も抜群で、その場に立つだけで心が浄化されるような感覚になります。
思わず深呼吸して、その空気を体いっぱいに取り込みました。

▲迫力ある滝の流れ。水の音が全身に響く。
冷たい水に足を浸して
滝のそばまで近づき、岩に腰かけて二人で足を水に浸してみることに。
「冷たっ!」と同時に声が出るほどの冷たさですが、ほてった体が一気に涼しくなります。
心地よい清涼感が全身に広がり、「ああ、これぞ天然のクーラーだね」と大将と顔を見合わせて笑いました。

▲澄んだ水に足をつけて、自然のクールダウン。
神様トンボとの奇跡の出会い
ふと目の前の岩を見ると、羽が黒茶色で胴体がメタリックブルーに輝く美しいトンボが一匹。
その姿に見惚れていると、次々に2匹、3匹…気づけば5匹ものトンボが私たちの周りを飛び交っていました。
調べてみると、それは「ハグロトンボ」。
別名「神様トンボ」とも呼ばれ、幸運を運んでくれる存在だそうです。
「神様から愛されてるみたい…ありがとう!」と心の中で感謝の言葉があふれます。

▲光を受けて羽がきらめくハグロトンボ。
大将、沢蟹にツンツンされる
そんな神秘的な時間を過ごしていたら、突然大将が「いてっ!」と声をあげました。
何事かと思えば、足の指を小さな沢蟹につんつんされたそう。
「そんなことある?!」と二人で大笑い。
海の近くで育ち、海遊びには慣れている私も、人生でカニにつつかれた人を見たのは初めて。
こんな出来事も旅の思い出になります。

帰り道も笑いっぱなし
滝での時間はあっという間に過ぎ、「そろそろ帰ろうか」と岩場に立ち上がった瞬間、なぜか私の足がつりそうに…。
「大丈夫か?」とにやにや笑いながら見ている大将。
なんとか体勢を整え足を伸ばしてほぐしつつ、「冷やしすぎたか…」と話しながら、また大笑い。
帰りは行きに下ったあの急な坂を、休み休み登っていきました。ふーっ。
次の日は軽い筋肉痛になったことは、いうまでもありませんね。
滝からもらったパワー
龍王権現の滝では、マイナスイオンと自然の力、そして何より笑顔をたくさんもらいました。
澄んだ空気、美しい水、そして偶然の出会いが心を満たしてくれます。
「また来ようね」と約束しながら車に戻ると、不思議と体も心も軽くなっていました。
龍王権現の滝 アクセス情報
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- 所在地:静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川付近
- 駐車場:3台ほど(無料)
- 徒歩時間:駐車場から滝まで約15分(急坂あり)
- おすすめ時期:新緑の春、涼しい夏、紅葉の秋
- 注意点:帰りは急な上り坂になりますので、歩きやすい靴で
- マナー:自然保護のため、ゴミは必ず持ち帰りましょう
浜松市天竜区佐久間町にある龍王権現の滝は、日常を忘れてリフレッシュできる癒しのパワースポットです。
自然を守るため、訪れる際はゴミは必ず持ち帰り、周囲に配慮して静かに楽しみましょう。
次は紅葉や新緑の季節にも訪れてみたいと思います。
やまに女将 鈴木弘子


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