和の調味料の魅力:さしすせそで味を整える

調味料の魅力

和の調味料の魅力:さしすせそで味を整える

はじめに

和食を美しく、おいしく仕上げるために欠かせないのが「さしすせそ」。
砂糖(さ)、塩(し)、酢(す)、醤油(せ)、味噌(そ)の頭文字を取った調味料の黄金ルールです。
先人の知恵から生まれたこの組み合わせは、単に味を整えるだけでなく、日本人の暮らしや健康を支えてきました。


「さ」砂糖 ― 甘みでまろやかさを

砂糖は料理にやさしい甘みを加え、他の調味料をなじませる役割を持っています。
特に煮物では、先に砂糖を加えることで具材にしっかりと味が染み込みます。
和三盆や黒糖など、種類によって風味や上品さも変わり、料理に深みを与えます。


「し」塩 ― 旨味を引き立てる基本

塩は食材の水分を引き出し、味を引き締める大切な存在です。
お漬物や塩焼きに欠かせないのはもちろん、わずかな量で素材本来の味をぐっと引き立ててくれます。
海水から作られる日本の塩には、ミネラルも豊富に含まれており、体にやさしい調味料です。
磐田市にも『天然塩』を作っている塩衆の藍さんが
おいしい塩を作っています


「す」酢 ― 爽やかさと保存の知恵

酢は料理に爽やかさを加えると同時に、食材を長持ちさせる力も持っています。
寿司の酢飯や南蛮漬けなど、日本の食文化に深く根付いています。
また、米酢・黒酢・果実酢など多彩な種類があり、料理の幅を広げる調味料です。


「せ」醤油 ― 日本の味の象徴

醤油は「和食といえばこれ」と言えるほど、日本の食卓に欠かせない存在です。
煮物・焼き物・刺身のつけだれなど、あらゆる料理に使われ、豊かな香りと旨味を与えます。
地域によって濃口・薄口・たまり・白醤油と種類が異なり、それぞれの料理や文化を支えてきました。
浜松市浜北では『明治屋醤油』さんがおいしい醬油を作っています。


「そ」味噌 ― 栄養と風味を兼ね備えた万能調味料

味噌は大豆・麹・塩から作られる発酵食品で、日本人の健康を古くから支えてきました。
赤味噌はコクが深く、白味噌は甘くまろやか、合わせ味噌はバランスが良いなど、種類によって個性が光ります。
味噌汁はもちろん、煮込み料理や漬物にも欠かせない万能調味料です。
遠州地区は自家製でお味噌を作る方が多いです。
私の好きなお味噌は…
つくろぎのカフェ えんむすび』さんが作る大豆がごろっと残っている感じの
お味噌が好き。
女将の『おから味噌』なんかを仕込んだりしますよ。


「さしすせそ」の順番に入れる理由

和食では「さしすせそ」の順番で調味料を入れるのが基本とされています。
これは食材に味を染み込ませやすく、調味料の特性を生かすための知恵です。

  1. 砂糖 … 分子が大きく、先に加えるとよく染み込む

  2. … 浸透圧で食材を引き締める

  3. … 酸味が他の味に負けないよう、後から

  4. 醤油 … 香りを残すため、仕上げに近い段階で

  5. 味噌 … 発酵の風味を壊さないよう最後に

この順番を守るだけで、家庭料理もぐっとおいしく仕上がります。


まとめ

「さしすせそ」は、和食の基本であり、日本人の知恵そのもの。
調味料ひとつひとつが持つ役割を知ると、普段のお料理がもっと楽しくなります。
おもてなしの席でも、日常の食卓でも、この“黄金ルール”を意識してみてはいかがでしょうか。


お食事処やまに 店舗情報

福田漁港直送の釜揚げしらすや旬の食材を使った
お料理で楽しい時間を過ごしませんか?

お食事処やまに 女将 鈴木弘子
住所:静岡県磐田市塩新田53
電話:0538-55-5031(受付時間 9:30~19:00)
公式HP:https://yamani-iwata.com
*ランチ予約はHPから、夜の会食はお電話でどうぞ♪


💡 女将のひとこと:
「さしすせそは和食の魔法の言葉。ちょっと意識するだけで、味も心も整いますよ。」

この記事を書いた人
やまに女将

こんにちは。
「お食事処やまに」女将の鈴木弘子です。

私は静岡県伊東市・八幡野の出身。
毎日、大室山を眺めながら育った、海と山に囲まれた自然っ子です。

実家は海の見える小さな旅館。
人をお迎えする背中を、両親から見て育ちました。
お客様が笑顔で帰っていく姿が、子ども心にとても好きでした。

その原点が、今の私の女将の仕事につながっています。

磐田に嫁ぎ、「やまに」で大将と二人三脚。
地元・福田漁港のしらすや旬の食材を使いながら、
“体にやさしく、心がほっとするごはん”を大切にしています。

最近は発酵や麹の世界にも惹かれています。
日本の知恵ってすごいなあと、日々勉強中です。
腸が喜ぶごはんは、心まで元気にしてくれると感じています。

着物でお出かけするのも好き。
旅も好き。
人とおしゃべりするのはもっと好き。

お店で見かけたら、どうぞ気軽に
「女将さん!」と声をかけてくださいね。

“また来たよ”のひとことが、私の宝物です。

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