太刀魚一閃御膳
お食事処やまに / 2026年5月22日 新発売
1日10食限定
父は何も言わなかった。
それでも、息子は帰ってきた。
── 磐田市福田、三代続く厨房に 8年ぶりに息子が戻ってきた ──
商売人の家に生まれて
父方の祖父の代から磐田市福田で宴会・仕出し料理屋を営み、母方の実家は伊豆・伊東市の旅館。自営業者の家に育ち、「店を守り育てる」大人たちの背中が日常にあった。
高校卒業後、両親が「お食事処やまに」へとリニューアル。楽しそうに店を作る二人の姿が、三代目の胸にじんわりと灯した。いつか自分も、あんなふうに。その気持ちは、ずっと消えなかった。
三代目 ── 仕込みに向かう
8年の修行で気づいた、
父のすごさと自分の答え
海辺の宿で魚の目利きを学び、静岡市の名店で魅せる和食を習得し、無添加・健康志向の料理で素材の本質を追い求めた8年間。腕を磨くほど、ある現実が見えてきた。後継者がおらず、静かに閉まっていく店。積み上げた技も、味も、閉店とともに消えていく。
そのたびに思い浮かんだのは、朝3時に起き夜遅くまで仕込みを続ける父の姿だった。
父は何も言わない。ただ、やり続けている。
「やまにには、自分がいる。帰ろう。」
三代目が父と作り上げた
「太刀魚一閃御膳」
「太刀魚のまっすぐな美しさを、刀が一閃するように——一皿で鮮やかに、お客様の記憶に刻みたい」
帰郷した三代目が最初に父へ持ちかけたのが、この一皿だった。遠州灘・福田漁港産のタチウオを一本一本丁寧にさばき、骨まで食べていただけるよう二度揚げにする。余すところなくまるごと味わってほしい——その想いに、大将の技が応えた。
ステンレス製の刀置き台座に、刀のように架け渡す唯一無二のビジュアル。三代目の想いと、大将の技と、女将の愛情。言葉にならなかった8年分が、この一皿に静かに宿っている。
MOVIE
仕込みの様子を動画でご覧ください
HOMEMADE KOJI SAUCE
女将が手仕込みした
自家製麹の薬味4種
天つゆ
天ぷらのおいしさを
ストレートに引き立てる
岩 塩
太刀魚本来の
甘みを感じる一手
生姜麹
女将が発酵を学び
手仕込みした自家製
梅 麹
さっぱりと後口を
整える女将の一品
お気に入りの味を見つけてください
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