梅雨の晴れ間に青々とした田んぼが広がる遠州の風景を眺めながら、ふと思います。この土地で生まれた命が、すくすくと育っていくことの尊さ——。お食い初めの季節を迎えるご家族から「儀式の順番がよくわからなくて…」というお声をよくいただきます。せっかくの記念日だから、意味をちゃんと理解したうえで、子供たちに伝えてほしいんです。今日は大将の鈴木保雅が、お食い初めの儀式の意味と、やまにでの過ごし方をご紹介します。
こんな方におすすめ
- ✅ お食い初めの儀式の意味や順番を知りたい方
- ✅ 磐田・遠州エリアでお食い初めができるお店を探している方
- ✅ 個室でゆったりと家族の記念日を過ごしたい方
- ✅ 立派な鯛や縁起物のお膳を用意してほしい方
- ✅ 祖父母も一緒に招いてお祝いしたいご家族

お食い初めとは?——「一生食べ物に困らないように」という願い
お食い初めは、赤ちゃんが生後100日〜120日を迎えるころに行う日本古来の儀式です。「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれ、「この子が一生、食べ物に困らないように」という親の深い願いが込められています。
儀式の起源は平安時代にまでさかのぼると言われており、1,000年以上の歴史を持つ日本の食文化のひとつ。当時は乳幼児の死亡率が高く、無事に百日を迎えた喜びと感謝を神様に捧げ、子供の健やかな成長を祈ったのが始まりとされています。
現代に生きる私たちにとっても、この「食べ物への感謝」と「命の大切さ」を子供に伝える機会として、お食い初めは特別な意味を持ち続けています。磐田をはじめとする遠州エリアでも、祖父母を交えた家族そろってのお祝いの席は今も根強く続いており、やまにでも毎年多くのご家族にご利用いただいています。
儀式の順番と、一品一品に込められた意味
お食い初めには、決まった「お膳の内容」と「食べさせる順番」があります。実際には赤ちゃんはまだ食べられないので、「食べさせる真似」をする儀式です。最年長の方が赤ちゃんを膝に抱いて行うのが一般的です。
【一汁三菜+歯固めの石が基本】
- 鯛(焼き魚)……「めでたい」の語呂合わせ。赤い色が魔除けにもなると言われています。
- 赤飯(お強)……赤い色は邪気を払うとされ、お祝いの席に欠かせません。
- 煮物(お煮しめ)……季節の野菜をふっくら炊き合わせた、やさしい一品。
- 汁物(お吸い物)……ハマグリのお吸い物が定番。「二枚貝がぴったり合う」ことから、良縁を結ぶ縁起物です。
- 香の物(漬物)……食事の締めくくりに。
- 歯固めの石……「石のように丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて、石に箸を触れ、その箸を赤ちゃんの歯茎にそっと当てます。
食べさせる順番は「飯・汁・飯・魚・飯」を3回繰り返すのが正式とされていますが、地域によって多少の違いがあります。大切なのは形式よりも、家族みんなで心を込めてお祝いする気持ち。やまにでも、儀式の順番についてご不明な点があればスタッフがその場でご案内しますので、どうか気軽にお声がけください。
✓ ここまでのポイント
- お食い初めは「一生食べ物に困らないように」という願いを込めた平安時代から続く日本の儀式
- 一汁三菜+歯固めの石が基本。鯛・赤飯・煮物・汁物・香の物それぞれに縁起の意味がある
- 食べさせる順番は「飯・汁・飯・魚・飯」を3回繰り返すのが正式だが、地域差もある
やまにのお食い初め膳——大将が伝えたいこと
34年間、和食の世界で包丁を握ってきた大将・鈴木保雅が、お食い初め膳でとりわけ大切にしているのが「鯛の存在感」です。大阪の辻調理学校で学び、さまざまな店で修業を積んだあと22歳で実家のやまにに入り、以来ずっと「ハレの日の料理」に向き合ってきました。
「鯛は見た目で喜んでいただける魚だと思っています。立派な鯛がどんと膳に乗った瞬間に、お客様の表情が変わる。赤ちゃんへの愛情と、長年苦労してきたおじいちゃんおばあちゃんへの感謝が、あの一匹に詰まっている気がするんです」
地元・福田漁港から届く新鮮な魚介を使い、煮物には女将・弘子が手仕込みした塩麹や醤油麹を隠し味に。発酵の力で素材の旨みが引き出され、赤ちゃんが口にするものだからこそ、やさしく体に届く味わいを心がけています。日替わりランチは現在1,200メニューを超えるほど毎日メニューを考え続けてきた大将だからこそ、季節ごとの食材の使い方は誰よりも熟知しています。その技術と愛情が、お食い初め膳の一品一品に宿っています。
息子の三代目・翔登も加わり、旅館や飲食店で9年の修業を経た確かな技術で仕込みを担います。家族三人体制で丁寧に準備するからこそ、ハレの日のお膳に揺るぎない安心感があります。
「お食い初め膳の鯛が立派で嬉しかったです。個室だったので赤ちゃんがぐずっても気を遣わず、家族みんなでゆっくりお祝いできました」
30代・女性(磐田市在住)
「子供がいても個室なので安心感がありました。スタッフの方も赤ちゃんのペースに合わせて気遣ってくださって、本当にありがたかったです」
30代・男性
やまにで過ごすお食い初めの一日——個室でゆったりと
お食い初めは赤ちゃんだけでなく、両家の祖父母も招いてにぎやかに祝うご家族が多い行事です。やまにの2階には個室の宴会場があり、小宴会場(12名)・中宴会場(20名)・大宴会場(32名)とお集まりの人数に合わせてご用意できます。
個室なら赤ちゃんが泣いても周りへの気遣いが不要。授乳や着替えのタイミングも自分たちのペースで動けます。離乳食の温めにも対応していますので、お気軽にお申し付けください。お子様ランチもご用意していますので、上のお子さんがいるご家族でも安心してお越しいただけます。
また、遠方からお越しの祖父母をお連れの場合も、店舗前に駐車場を完備しています。磐田駅から車で10分、福田漁港からも10分という立地で、遠州エリア全体からアクセスしやすい場所です。
ご予約は電話(受付時間10:00〜19:00)またはネット予約からどうぞ。法事などと同様に、お食い初めのお時間についてもご相談に応じます。「何時ごろがいい?」「人数が変わるかもしれない」——そんなご事情も遠慮なくお話しください。
儀式の意味を語り継ぐ場所として
お食い初めの席で祖父母が「昔はね、こうしてお祝いしたんだよ」と語る——その何気ない言葉が、子供たちの記憶に食文化の根っこを植え付けます。料理には、味だけでなく「物語」がある。やまにが52年間この場所で和食を作り続けてきたのも、そういう「食の記憶」を地域の方々と一緒に積み重ねたいという思いがあるからです。
女将・弘子はいつもこう話します。「お食い初めの日の写真って、何十年後も家族の宝になるんですよね。だから、お膳の見た目も、お部屋の雰囲気も、接客も、全部ひっくるめて大切な思い出になるように準備しています」。その言葉通り、当日はご家族みなさまに「来てよかった」と思っていただけるよう、心を込めてお迎えします。
まとめ:磐田でお食い初めをするなら、やまにへ
お食い初めは「一生食べ物に困らないように」という願いを込めた、1,000年以上続く日本の大切な儀式です。鯛・赤飯・煮物・汁物・歯固めの石——一品一品に込められた意味を知ったうえで、家族みんなで囲む食卓はきっと格別な時間になるはずです。
静岡県磐田市のお食事処やまにでは、地元・福田漁港の新鮮な鯛を使った立派なお食い初め膳と、個室でゆったり過ごせる環境をご用意しています。大将・女将・三代目の家族三人で、ご家族の大切な一日を精一杯お手伝いします。
ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ。日程やお時間のご相談にも柔軟に対応しています。
- 📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:0538-55-5031(受付時間 10:00〜19:00)
- 🌐 【公式】お食事処やまにホームページ
- 📅 便利なネット予約はこちらから
ご家族みなさまのご来店を、やまに一同、心よりお待ちしております。


コメント