結論から申し上げると、遠州地域の法事・葬儀には他の地域とは少し異なる独自の慣習があり、それを熟知した地元のお店に頼むことが、ご遺族とご参列者の双方にとって一番の安心につながります。
こんにちは、お食事処やまにの女将・鈴木弘子です。創業52年、磐田市塩新田でずっと地元の皆さまのそばに立ってきた私たちは、数えきれないほどの法事のお食事を承ってまいりました。年を重ねるごとに感じるのは、「法事のお食事って、土地の文化そのものだな」ということ。今日は磐田市・遠州地域ならではの法事の慣習と、やまにがどのようにお応えしているかを、素材や料理へのこだわりを交えながらご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 磐田市・遠州地域で法事の食事場所を探している方
- ✅ 遠州の法事慣習をはじめて経験する方(他地域からお越しの方・若いご遺族など)
- ✅ 法事料理を仕出しで自宅や会館に届けてほしい方
- ✅ 個室でゆっくり会食できる和食店を探している方
- ✅ 法事の段取りをまるごと相談できるお店を求めている方

遠州地域の法事慣習──他の地域と少し違うポイント
静岡県の中でも「遠州」と呼ばれる西部エリア(磐田市・浜松市・袋井市など)は、法事に関してとても丁寧な文化が根付いています。私が嫁いできた当初、大将の母(先代の女将)からよく聞かされたのが「遠州は法事をきちっとやる土地柄だよ」という言葉でした。
具体的には、四十九日・一周忌・三回忌はもちろん、七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌など、節目ごとに親族が集まって会食をする習慣が今も色濃く残っています。関東や関西では省略されることが多い年回忌も、遠州では大切にされています。
また、磐田市を含む遠州地域では、法事の後の会食(お斎/おとき)を「しっかりした料理でもてなす」という意識が強く、仕出し料理を手配してご自宅や寺院でいただくスタイルと、料理店の個室で会食するスタイルの両方が広く行われています。やまにへのご相談でも「親戚が遠方から来るので、ちゃんとしたものを出したい」というお声を本当によくいただきます。
さらに遠州独特の慣習として、法事のお膳に「煮物」「和え物」「揚げ物」など彩り豊かな小鉢が並ぶことを重視する傾向があります。品数の多さが「丁寧におもてなしをした」という意思表示にもなるんです。これはやまにが長年大切にしてきた考え方とも重なっています。
やまにの法事料理を支える「素材」へのこだわり
創業から52年、やまにが変わらず守り続けているのは「その土地のもので、その季節のものを」という考え方です。法事料理だからといって定番の食材を並べるだけでなく、旬の食材を丁寧に選んで仕入れることが、料理の質につながると信じています。
福田漁港の鮮魚・しらす
やまにから車で約10分の福田漁港は、遠州灘に面した漁港です。ここから直送される新鮮な魚は、法事料理の「焼き魚」や「煮魚」に欠かせない素材です。特に釜揚げしらすはふっくらとした食感で、地元のお客様からも「やまにのしらすは別格」とよく喜んでいただきます。法事のお膳にも、しらすを使った小鉢を取り入れることがあります。遠州の海の恵みを、大切な節目の食卓にお届けしたい──そんな思いです。
静岡県産の生わさび
やまにでは静岡県産の生わさびを使用しています。チューブのわさびとは香りも辛みも格段に違います。法事の刺身盛りに添えるわさびひとつにも、手を抜かないのがやまに流です。34年のキャリアを持つ大将・鈴木保雅がこだわり続けてきた部分のひとつです。
女将手作りの麹調味料
私・女将が仕込む生姜麹・塩麹・醤油麹・甘酒は、やまにの料理に欠かせない「隠れた主役」です。発酵の力で素材のうまみを引き出し、やさしくまろやかな味わいに仕上げます。法事のお膳は品数が多いからこそ、味の統一感と奥行きが大切。麹を使った調味料がその役割を担っています。「食べているとほっとする」「やさしい味」とよく言っていただけるのは、この手作り麹のおかげかもしれません。
季節の野菜・旬の食材
大将は毎日欠かさず食材を確認し、その日最もよいものを仕入れます。平日の日替わりランチは2026年6月現在で1,200メニューを達成しましたが、これも「毎日違うものをちゃんと作る」というこだわりの積み重ねです。法事料理も同様に、季節ごとに食材や小鉢の内容を変え、その季節らしい彩りをお膳に表現しています。
✓ ここまでのポイント
- 遠州地域は法事を丁寧に行う文化があり、年回忌を大切にする慣習が今も根強く残っている
- やまにの法事料理は福田漁港の鮮魚・静岡県産わさび・女将手作りの麹調味料など、地元の素材を大切に使っている
- 品数の豊富さと季節感がやまにの法事料理の特長であり、遠州の「丁寧なおもてなし」の文化ともリンクしている
法事料理のラインナップ──個室・仕出し・送迎まで一括対応
やまにでは法事のご利用について、大きく2つのスタイルをご用意しています。
①お店の個室でのお食事(要予約・6名様〜)
2階には大宴会場(32名)・中宴会場(20名)・小宴会場(12名)の個室をご用意しています。法事の後、ご親族の皆さまがゆったりとお食事をとれる空間です。周りを気にせず故人の思い出を語り合っていただける、そんな時間をお手伝いしたいと思っています。
法事御膳のコースは、
・法事料理(菊)3,800円+ごはん350円
・法事料理(蘭)3,200円
など、ご予算やご人数に合わせてご相談いただけます。法事などのご予約はお時間の変更にも柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
②仕出し料理(自宅・寺院・会館へのお届け)
ご自宅や寺院、集会所で法事を行われる場合は、仕出し料理をお届けします。やまには食品製造許可を取得しており、品質・衛生管理にも万全を期しています。「量はしっかりあって美味しかった」というお声をよくいただいており、ボリュームと味のバランスを大切にしています。磐田市内を中心にお届けしています。
③送迎バスサービス
磐田市は車社会ですから、法事の後に飲み物をいただきながらゆっくり会食したいという方にとって、移動の問題は悩みのタネ。やまにではマイクロバスによる無料送迎サービスを行っています(10名様以上ご乗車にてご利用可能、要相談)。ご参列者の皆さまが安心してお帰りいただけるよう、サポートしております。
「法事の席で親戚等喜んでくれました。個室でゆったりとお食事ができ、落ち着いた雰囲気の中で故人の話もできてよかったです」
磐田市在住・60代・女性
「仕出しをお願いしましたが、ボリュームもあり美味しかったです。量の心配をしていましたが、皆さんに喜んでもらえました」
磐田市在住・50代・男性
三代目も加わり、さらに充実した法事対応へ
最近うれしいことが一つあって、息子・三代目の鈴木翔登が旅館や飲食店での9年の修行を経てやまにに戻ってきてくれました。今は大将・女将・三代目の三人体制で営業しています。
三代目は宴会料理・仕出し・和食全般をしっかり身につけて戻ってきてくれたので、法事のご予約が重なる時期でも、より丁寧にご対応できるようになりました。「家族で切り盛りするお店に頼みたい」とおっしゃってくださるお客様が多く、その期待に応えられる体制が整ってきたと感じています。
大将は辻調理学校卒業後、大阪でさまざまなお店で経験を積み、22歳でやまにに入りました。34年のキャリアの中で培った技術と、地元への愛着が料理の根っこにあります。「磐田の地に根ざした、心のこもったお料理を」という想いは、創業当時から変わっていません。
法事のご依頼で「よかった」と感じていただくために
法事は、亡くなった方を偲ぶ大切な節目です。ご遺族にとっても、遠方からお越しになるご親族にとっても、その場のお食事が記憶に残るものであってほしいと思っています。
やまににご相談いただくときに、よくいただく質問をいくつかご紹介します。
「何名から対応できますか?」
お店でのお食事は6名様〜(個室利用の場合)、仕出しも人数に合わせて柔軟にご対応します。まずはご相談ください。
「時間の融通は効きますか?」
法事などのご予約はお時間の変更に対応しています。法要のスケジュールに合わせてご相談いただけます。受付時間は10:00〜19:00です。
「アレルギーがある参列者がいます」
アレルギー対応についても事前にご相談いただければ、できる範囲で対応しております。
「どこに頼めばいいかわからない」という方こそ、まず一度ご連絡ください。一緒に考えます。
まとめ──遠州の法事文化を、やまにが全力でサポートします
磐田市をはじめとする遠州地域の法事慣習は、年回忌を大切にし、丁寧な料理でおもてなしをする文化が今も息づいています。その文化に52年間寄り添ってきたやまにだからこそ、地元の食材・手作りの調味料・個室・仕出し・送迎バスと、必要なものをまとめてお応えできます。
大将・女将・三代目の三人が、皆さまの大切な節目を心を込めてお手伝いします。「法事の食事、どこに頼もうか」と迷われているときは、ぜひやまににお声がけください。磐田市・浜松市・袋井市など遠州エリアからのご依頼も歓迎しております。
お電話でのご相談・ご予約は 0538-55-5031(受付時間 10:00〜19:00)まで。ネットからのご予約はこちらが便利です。
メニュー詳細やお店の雰囲気は公式サイトでもご確認いただけます。皆さまのご連絡を、心よりお待ちしております。


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