「静岡のお土産といえばわさびだよね」と言われるほど、静岡県はわさびの一大産地です。実は静岡県は国内わさび生産量の約40〜50%を占めており、全国トップクラス。ところが、その本わさびを「主役」に据えた丼料理を出すお店は、意外と少ないのをご存知でしょうか。
静岡県磐田市のお食事処やまにでは、「本わさびをもっとちゃんと味わってほしい」という大将・鈴木保雅の思いから、静岡県産の本わさびを贅沢に使った創作和食メニューが生まれました。今回は、その「本わさび丼膳」について、誕生のエピソードや食材へのこだわり、実際にお召し上がりいただいたお客様の声をまじえながらご紹介します。
こんな方におすすめ
- ✅ 本わさび丼膳がどんな料理か気になっている方
- ✅ 静岡ならではの創作和食メニューを食べてみたい方
- ✅ 磐田・遠州エリアでランチのお店を探している方
- ✅ 地元の食材にこだわったお料理を楽しみたい方
- ✅ チェーン店では出会えない個性的な和食メニューを求めている方

本わさび丼膳とは?やまにの創作和食が生まれたきっかけ
「本わさびって、お刺身や蕎麦に添えるものでしょ?」——そう思っている方がほとんどだと思います。でも大将・鈴木保雅はずっと、本わさびそのものの甘みと風味をもっと前に出した料理を作りたいと考えていました。
大将は大阪の辻調理学校を卒業後、大阪のさまざまなお店で経験を積み、22歳で実家であるやまにに戻ってきました。以来34年、毎日メニューを変え続けてきた平日日替わりランチは、2026年6月現在でなんと1,200メニューを突破。「同じ料理を繰り返すのがつまらなくて」と笑いながら話す大将ですが、その探究心こそが本わさび丼膳を生んだ原動力でもあります。
あるとき、静岡朝日テレビ「とびっきり静岡」への出演をきっかけに、スタッフ同士で「静岡らしさって何だろう」と話し合いが生まれました。しらすはすでにメニューで使っている。じゃあ本わさびは? 静岡県産生わさびをすりおろして、白いご飯の上に直接のせて食べたら、どれだけ香りが際立つか——。そんな発想から試作を重ねたのが、本わさび丼膳の始まりです。
実際にどんな料理?食材と仕立てのこだわり
本わさび丼膳の主役はもちろん、静岡県産の生本わさび。チューブのわさびとは別物で、すりおろした瞬間に立ち上がる爽やかな香りと、鼻にツンとくる辛みの中にある上品な甘みが特徴です。
丼の仕立ては、その日仕入れた新鮮な食材に合わせて変わります。たとえば、まぐろや鯛、地元・福田漁港の活魚など旬の魚介を薄づくりにして、特製だし醤油をかけ、仕上げに本わさびをたっぷりすりおろして盛り付けます。薬味として青じそや刻み海苔を添えることも。シンプルに見えますが、だし醤油のブレンドや食材の切り方にも大将の細かいこだわりが詰まっています。
さらに、膳として提供するのがやまにらしいポイントです。丼単品ではなく、女将・鈴木弘子が手作りした塩麹や生姜麹を使った小鉢、季節の汁物、香の物が一緒に並びます。「本わさびの香りが飛ばないうちに食べてほしいから、すべてのタイミングを合わせて出すようにしています」と大将。料理が何より好きという言葉の通り、食べる瞬間に最もおいしい状態になるよう、提供のタイミングまで計算されています。
✓ ここまでのポイント
- 本わさび丼膳は、静岡県産本わさびを主役に据えた創作和食。チューブわさびとは異なる香りと甘みが楽しめる
- 旬の魚介と特製だし醤油の組み合わせは日によって変わる、やまにらしい一皿
- 女将手作りの麹小鉢などの副菜も含めた「膳」として、全体のバランスにこだわって提供される
「初めて食べた」お客様の反応——こんなケースがありました
ある春の日のこと。磐田市外から来られた40代のご夫婦が、「静岡らしいものを食べたい」と来店されました。しらす丼を想定していたようですが、その日のおすすめに本わさび丼膳を見つけてご注文。最初は「わさびが主役の丼って、辛すぎるんじゃない?」と少し不安そうでした。
ところがひと口食べた瞬間、「あ、辛くない!むしろ甘い!」と驚かれたそうです。本わさびはすりたての状態だと辛みよりも香りと甘みが先に来るため、刺激が苦手な方でも意外と召し上がれます。女将いわく「本わさびを丁寧にすりおろすと、香りが全然違うんです。子どもの頃からチューブのわさびしか食べていない方に、ぜひ一度体験してほしいって思っています」とのこと。
また別のケースでは、遠州エリアの企業ランチで利用されたお客様が「こんなランチが磐田にあるとは知らなかった」とおっしゃったそうです。静岡のブランド食材を贅沢に使いながら、価格は1,350円〜というリーズナブルな設定も、ランチ利用のお客様に喜ばれています。
「地元の食材を使っていて、特に釜揚げしらすはふっくらとしておいしかったです。本わさびも含めて、静岡の素材を存分に堪能できました。」
磐田市内・50代・女性
日替わりランチ1,200種類突破の裏側——飽きさせないための工夫
本わさび丼膳はやまにの創作和食のひとつですが、実はこのメニューが生まれた背景には、大将の「毎日違うメニューを出したい」という姿勢があります。
2026年6月現在、平日日替わりランチのメニュー数は1,200種類を突破。静岡新聞・中日新聞にも掲載されたこの取り組みは、「何度来ても飽きない」というリピーターを生み出しています。大将の趣味が食べ歩きというのも納得で、外でいただいた料理からヒントを得て、やまにらしく仕立て直すことも多いとか。
近年は息子・鈴木翔登(三代目)も加わり、旅館や飲食店での9年間の修行経験を活かして新メニューの開発にも貢献しています。2026年5月下旬には太刀魚を使ったランチも新発売。三世代が揃った今のやまには、伝統の和食をベースにしながら、時代に合わせた創作和食を生み出し続けています。
「三代目が入ってから、メニューの幅が広がった気がします」と女将も目を細めます。家族三人が一丸となって磐田の食卓を豊かにしようとしている——その空気感が、やまにの料理のおいしさの一部になっているのかもしれません。
「個室があり、ゆったりと会食できました。料理も丁寧で、地元食材を使っているのが伝わる味でした。」
磐田市近隣・40代・男性
まとめ:磐田で「静岡らしい和食」を楽しむなら、やまにへ
本わさび丼膳は、静岡県産の生わさびという身近な素材を主役に据えることで、「そういえば本わさびってこんなに美味しかったんだ」と気づかせてくれる一皿です。チェーン店では絶対に出会えない、やまにならではの創作和食です。
メニューは季節や仕入れによって変わることがありますので、最新情報は店舗にお問い合わせいただくか、公式ホームページやInstagramをご確認ください。磐田市・浜松市・袋井市など遠州エリアからのご来店、お待ちしております。
ご予約・お問い合わせはお電話または便利なネット予約からどうぞ。ランチは11:30〜(L.O.13:15)、火曜日・第2第3火曜日が定休日です。初めてのご来店でも、お気軽にお声がけください。
📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:0538-55-5031(受付時間 10:00〜19:00)


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