磐田市のしらす漁業の現状|福田漁港の水揚げ量と遠州灘の漁業文化

やまにのあれこれ

梅雨が明けて夏の日差しが強くなるころ、磐田市の福田漁港はひときわ活気づきます。早朝、漁から戻った船が白い泡とともにしらすを水揚げする光景は、遠州の夏の風物詩ともいえるもの。

こんにちは。お食事処やまにの女将、鈴木弘子です。創業52年、磐田市塩新田でずっと地元の食材と向き合ってきた私たちにとって、福田漁港のしらすはなくてはならない存在です。今日は、普段なかなか知る機会のない「磐田市のしらす漁業の現状」と「遠州灘が育む漁業文化」についてお話ししながら、やまにとしらすの深い縁もご紹介できたらと思っています。

こんな方におすすめ

  • ✅ 福田漁港やしらす漁に興味がある方
  • ✅ 遠州灘の漁業文化・地域の食について知りたい方
  • ✅ 磐田・浜松エリアで新鮮なしらす料理が食べられるお店を探している方
  • ✅ 地元食材にこだわった和食が食べたい方
  • ✅ 季節ごとのおいしい食材を楽しみたい方
磐田市のしらす漁業の現状|福田漁港の水揚げ量と遠州灘の漁業文化 | 磐田市新塩田 ❘ お食事処やまに

福田漁港とは|遠州灘に面した静岡屈指のしらす産地

磐田市の南端、太平洋に面した福田漁港は、静岡県内でも有数の水産拠点として知られています。遠州灘は、黒潮と陸からの栄養豊かな水が混ざり合うことで、プランクトンが豊富な漁場が形成されます。その環境がしらす(カタクチイワシの稚魚)にとって絶好の生息地となっているのです。

福田漁港からお食事処やまにまでは車でわずか10分ほど。大将の鈴木保雅が毎日仕入れに出向き、その日の水揚げ状況を直接確認しながら食材を選んでいます。「鮮度が命のしらすは、時間との勝負」とよく大将が言います。その言葉の重みが、34年の料理人経験からにじみ出ているような気がして、私はいつも頼もしく思っています。

しらす漁の「今」|季節で変わる水揚げ量と漁の仕組み

しらす漁には、意外と知られていない「禁漁期間」があります。静岡県では毎年1月〜3月ごろが禁漁期にあたり、しらすを取り巻く生態系を守るための大切な休息期間です。禁漁明けの春(4月ごろ)になると漁が解禁され、遠州灘に再びしらす船が走り始めます。

季節ごとの特徴をざっくりご説明すると——

  • 春(4〜5月):禁漁明けで水揚げが再開。やわらかく繊細な食感のしらすが楽しめる時期。
  • 夏(6〜8月):水揚げ量が増え、生しらすが出回る季節。鮮度抜群の生しらす丼が人気を集める。
  • 秋(9〜11月):脂がのってきて、釜揚げしらすのうまみが増す時期。やまにでも特に喜ばれるシーズン。
  • 冬(12月〜翌1月):漁の最終盤。年末ならではの特別な風味が楽しめるが、禁漁前で水揚げ量が少なくなることも。

しらす漁は「船びき網漁法」と呼ばれる二艘の船でネットを引く方法が主流です。繊細な稚魚を傷つけないよう丁寧に扱う漁師の技術と、長年にわたって培われた経験があってこそ、あの白くふっくらとしたしらすが食卓に届くのだとあらためて感じます。

✓ ここまでのポイント

  • 福田漁港は遠州灘の豊かな漁場に位置し、しらす漁の一大産地として静岡県内でも有名な拠点
  • しらすには季節ごとに禁漁・解禁のサイクルがあり、旬の時期によって味わいや水揚げ量が大きく変わる
  • お食事処やまにでは大将が毎日直接仕入れを行い、その日の鮮度にこだわったしらす料理を提供している

遠州灘が育む漁業文化|地域と海の深いつながり

遠州灘の漁業は、単なる「食料調達」にとどまらず、地域の暮らしや文化そのものと深く結びついています。福田の町では、漁師の家庭が代々受け継いできた加工技術——釜揚げや天日干しの手法——が今も守られています。海沿いに干されたしらすが風に揺れる光景は、磐田の原風景のひとつといっていいでしょう。

私が好きな季節のひとつが、秋の「しらす祭り」のような地元イベントです。漁師さんたちが誇らしげに水揚げの話をする姿を見るたびに、この町に根を下ろして商売させていただいていることへのありがたさを感じます。やまにも創業52年、この地に生かされてきたお店です。

また近年では、しらす漁業の担い手不足や海水温の変化による漁場の変動など、課題も少なからず聞こえてきます。それでも漁師さんたちは知恵と工夫を重ねながら、遠州灘の恵みを守り続けています。その姿勢に、私たちも負けていられないと気持ちが引き締まります。

やまにのしらす料理|漁港直送だから出せる味がある

お食事処やまにでは、福田漁港から届いた新鮮なしらすを様々な形でお料理に使っています。なかでも人気が高いのが「釜揚げしらす」を使った料理。ふっくらとした食感と、口の中に広がる上品な甘みは、冷凍や輸送品では決して出せないもの。漁港まで10分という立地ならではの強みです。

また、大将・鈴木保雅が辻調理学校で学んだ和食の技術と、34年の経験が合わさることで、しらすの持つ素材のよさを最大限に引き出した一皿が生まれています。天ぷら・酢の物・炊き込みご飯など、季節に合わせた多彩な使い方も、1,000種類を超える日替わりランチメニューに込めた「飽きさせない工夫」のひとつです。

女将の私も、手作りの塩麹や生姜麹をしらす料理に取り入れることがあります。発酵の力でしらすの風味が引き立ち、「ここのしらす料理はなんか違う」と言っていただけるのが、何よりうれしいんです。

「地元の食材を使っていて、特に釜揚げしらすはふっくらとしておいしかった。こんなにちゃんとしたしらすを食べたのは久しぶりでした。」

60代・女性

「仕出し料理のボリュームもあり美味しかった。しらすを使った小鉢もあって、地元らしさを感じました。」

50代・男性

まとめ|遠州灘の恵みを、やまにで味わってください

磐田市の福田漁港を拠点に営まれるしらす漁は、遠州灘の豊かな自然と、地域の人々の長年の知恵と努力によって支えられています。禁漁期を経て春に解禁され、夏から秋にかけて最盛期を迎えるしらすの季節は、まさに遠州の食の喜びそのもの。

お食事処やまにでは、その日の水揚げを大切に仕入れ、大将と三代目・翔登が心を込めて料理に仕上げています。季節の和食を、ぜひ地元の食卓として感じにきてください。ランチのご利用はもちろん、法事・宴会・仕出しなど幅広いシーンでお役に立てます。お気軽にお問い合わせやご予約をどうぞ。

📞 お電話でのお問い合わせ・ご予約:0538-55-5031(受付時間 10:00〜19:00)

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