やまにのおいしいもの|ビーツのポテトサラダ
こんにちは。「お食事処やまに」女将の鈴木弘子です。
今日ご紹介するのは、思わず写真を撮りたくなる一皿——『ビーツのポテトサラダ』。
淡いピンク色が可愛らしく、口に入れるとやさしい甘みとコクがふんわり。大将の“憎い心配り”が光る、やまに自慢の小鉢です。
どうしてピンク色なの?——合成着色料は不使用
この愛らしいピンク色は、ビーツの天然色素によるもの。
やまにでは合成着色料は使いません。素材そのものの色・香り・甘みを生かし、手づくりで仕上げています。見た目は華やかでも、味わいはやさしく、毎日食べても飽きない設計です。
大将のこだわり|“100%ビーツにしない”理由
ビーツは滋味深く、風味に個性のある野菜。だからこそ、じゃがいもとのバランスが大切です。
やまにのポテトサラダは、ビーツを混ぜる量をあえて控えめに。これにより、ビーツだけの独特な香りが強くなりすぎず、じゃがいもの甘みとコクがいきる“やさしいおいしさ”にまとまります。
一口目から食べ終わりまで、“ちょうどいい”が続く味——それが大将の答えです。
ビーツは“食べる赤い宝石”——栄養のはなし
ビーツは、欧米では“レッドビート”とも呼ばれる根菜。
彩りだけでなく、日々の食事にうれしい栄養がぎゅっと詰まっています。
- 葉酸:健やかなからだづくりを支えるビタミンB群の一種
- カリウム:日々の食生活で摂りたいミネラル
- 食物繊維:毎日のすっきりをサポート
- ベタイン(ビート由来):ビーツに特徴的な成分
- 天然の色素(ベタシアニン):鮮やかなピンク色の正体
やまにの『ビーツのポテトサラダ』は、油分や味付けも控えめ。
小鉢として食べやすく、和食の流れにそっと寄り添います。
手づくりだからできる“やさしい仕上げ”
- 下ごしらえは丁寧に:ビーツは下茹でし、えぐみを抑えて自然な甘みを引き出します。
- じゃがいもの火入れ:じゃがいもを中心に、その日の状態で火加減を調整。ほろっと崩れつつも口どけ良く。
- 和のコクをひとさじ:隠し味に“だしの余韻”をのせて、重くならないコクを。
小鉢一つでも、作り手の“段取りとさじ加減”で味の表情は変わります。
毎日食べられるやさしさをめざして、今日も仕込んでいます。
どんなお料理と相性がいい?おすすめの楽しみ方
- お刺身天ぷら御膳の箸休めに:揚げ物の後口を、ビーツの清涼感でリフレッシュ。
- 花かご御膳の彩り担当:見た目も楽しく、ひと口ごとに印象が変わります。
- お酒のおともに:日本酒・白ワイン・ハイボールとも相性良し。程よい酸味が杯を進めます。
安心・安全のために
- 合成着色料・合成香料は不使用。素材の色と香りを大切にしています。
- 仕入れは地元優先:旬のじゃがいもを中心に、その日の“おいしい”を選びます。
- 手づくり少量仕込み:作り置きに頼らず、提供量に合わせて仕込みます。
はじめての方にも安心して召し上がっていただけるよう、やさしい味わいと表示のわかりやすさを心がけています。気になる点があれば、スタッフにお声掛けください。
女将のおすすめの食べ方
天ぷらのあとにひと口、またはお椀の前に。
味の切り替えスイッチとして使うと、その後の一品がぐっとおいしく感じられます。もし出会えたら、ぜひ“最初のひと口”にどうぞ。
よくあるご質問(Q&A)
Q. ピンク色は何で色付けしていますか?
A. ビーツの天然色素です。合成着色料は使っていません。
Q. ビーツの香りが苦手ですが、大丈夫?
A. ビーツを100%にはせず、じゃがいもとのバランスで香りをやわらげています。まずはひと口、お試しください。
Q. いつでも食べられますか?
A. 仕込み状況や仕入れによりご用意のない日もあります。
こんな方におすすめ
- 可愛い小鉢で気分を上げたいランチ派の方
- 揚げ物の合間にさっぱりした一品を挟みたい方
- 合成着色料不使用のやさしい料理を選びたい方
やまにでお待ちしています
『ビーツのポテトサラダ』は、御膳の小鉢として登場することが多い一品です。
お刺身天ぷら御膳・花かご御膳・季節の御膳などで出会えたら、どうぞお楽しみください。
やまに 店舗情報
お食事処やまに
住所:静岡県磐田市塩新田53
電話:0538-55-5031(受付 9:30〜19:00)
公式HP:https://yamani-iwata.com
Instagram:@yamaniokami
女将のひとこと
「可愛いは、おいしい。」——そう感じていただける一皿です。
やまにの小鉢は、季節のめぐりを大切に、毎日食べられるやさしさでおつくりしています。
今日のあなたの“ひと口の幸せ”になれますように。


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