先日、同業の方から「女将さん、Instagramどうやって運用してるんですか?」と声をかけていただきました。正直に言うと、最初は「飲食店がSNSをやる意味ってあるの?」と半信半疑だったんです(笑)。でも今では毎日の更新がすっかり習慣になって、Instagramがきっかけで来てくださるお客様も本当に増えてきました。
磐田市で創業52年、夫婦と息子の三人で切り盛りしているお食事処やまにの女将、鈴木弘子です。今日は、私がSNS運用をはじめてから気づいたこと、フォロワーさんが増えた理由を、飾らず正直にお話しさせてください。同じように「SNSをどう使えばいいかわからない」と悩んでいる方や、「やまにってどんなお店なんだろう」と興味を持ってくださっている方に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
こんな方におすすめ
- ✅ お食事処やまにのSNSが気になっている方
- ✅ 磐田・遠州エリアの和食店を探している方
- ✅ 女将の人柄やお店の雰囲気を知りたい方
- ✅ 飲食店のInstagram運用に興味のある方
- ✅ やまにを初めて利用しようと検討している方

「美味しそう」より「この人から食べたい」を届ける
Instagramをはじめた当初、私は「料理の写真をきれいに撮って投稿すれば大丈夫」と思っていました。でもそれだけだと、正直フォロワーさんはなかなか増えなくて。プロのカメラマンさんが撮るような美しいフード写真は、大きなグルメサイトやチェーン店さんのほうが何倍も上手だし、うちみたいな家族経営の和食店が同じ土俵で戦っても意味がないな、とすぐに気づいたんです。
それで方向性をガラッと変えました。「美味しそう」を伝えるより、「この人たちのお料理が食べたい」「このお店に会いに行きたい」と思ってもらえるような投稿にしよう、と。大将・鈴木保雅が毎朝仕入れから帰ってくるときの様子とか、私が手作りしている塩麹や生姜麹を仕込んでいる場面とか、息子の三代目・翔登がランチの準備をしている後ろ姿とか。そういう「お店の日常」を積み重ねていくうちに、「やまにって家族でやってるんだね」「女将さん、麹作りが好きなんですね」とコメントをいただけるようになっていきました。
飲食店のSNSって、どうしても「宣伝」になりがちですよね。でも私が意識しているのは、まず「人」を見せること。地元・磐田で52年続けてきた店には、チェーン店にはない「顔」があるはずで、その顔を見せることがいちばんの差別化だと気づいたんです。
「日替わりランチ1190メニュー」がSNSで話題になったわけ
うちの大将は、平日の日替わりランチのメインを毎日変え続けています。2026年4月16日現在で1190メニュー達成。これ、静岡新聞や中日新聞にも掲載していただいたんですが、SNSでも大きな反響をいただいたネタでした。
「毎日違うメニューって、本当に?」「大将すごすぎる!」「何年続けてるの?」そんなコメントやDMが一気に増えて。フォロワーさんが「今日は何のランチか見るのが楽しみ」とInstagramをチェックしてくださるようになったんです。これ、毎日更新するモチベーションにもなりました(笑)。
日替わりランチ(1,350円)は毎日内容が変わるので、「今日のランチ」を投稿するだけで自然にコンテンツが生まれる。しかも福田漁港直送のしらすや、季節の地元食材を使っているので、「今が旬の〇〇が入ったよ」という情報も一緒にお届けできる。地元・遠州の食材を使っているというこだわりが、Instagramを通じてより多くの方に届くようになりました。
2025年5月下旬には太刀魚を使ったランチも新発売予定で、これも今からInstagramでこっそりお知らせしています。新メニューの予告投稿って、フォロワーさんがとても反応してくださるんですよ。
✓ ここまでのポイント
- 「きれいな料理写真」より「人」や「日常」を見せることでフォロワーとの距離が縮まる
- 1190種類の日替わりランチという継続の実績が、毎日更新コンテンツと話題性の両方を生んだ
- 地元食材・旬の素材情報はSNSとの相性が抜群で、地域密着型の投稿が反響を呼ぶ
法事・お食い初め・宴会…「特別な日」の投稿がじわじわ効いてくる
フォロワーさんが増えてから、もうひとつ気づいたことがあります。「法事のお膳ってどこに頼めばいいの?」「お食い初めのお膳が立派で感動した」という声が、Instagramのコメントやリプライで届くようになったんです。
磐田市・袋井市・浜松市など遠州エリアは、法事文化が根強い地域です。でも「法事の食事をどこに頼めばいいかわからない」という声はとても多くて、実際にそういうご相談が増えています。Instagramで法事御膳やお食い初め膳の写真を投稿するようになってから、検索して来てくださる方がぐっと増えました。
お食い初め膳には立派な鯛をご用意していますし、法事御膳はお客様のご予算や人数に合わせて仕出しにも対応しています(法事料理(菊)3,800円+ごはん350円、法事料理(蘭)3,200円など)。2階には大宴会場(32名)・中宴会場(20名)・小宴会場(12名)の個室があり、ご法事やお祝いの席でご家族がゆったり過ごせる空間をご用意しています。こういった情報を「写真+ひと言のストーリー」として投稿することで、必要なときに必要な方に届く投稿になっていきました。
「法事の席で親戚等喜んでくれた。個室があり、ゆったりと会食できた。」
ご利用のお客様
「お食い初め膳の『鯛』が立派で嬉しかった。子供がいても個室なので安心感があった。」
ご利用のお客様
「女将らしさ」を出すことがいちばんのSNS戦略だった
私、実はおしゃべりが大好きで(笑)、お客様と話すのが何より楽しいんです。その性格が、そのままInstagramのキャプションに出ているんだと思います。「今日の麹、いい感じに仕上がりました♪」とか「大将が朝から張り切って仕込んでます(笑)」とか、飾らない言葉で書いているだけ。でもそれが「やまにってなんか温かいな」という印象につながっているのかな、と感じています。
私が特にこだわっているのは、手作りの麹調味料のこと。生姜麹・塩麹・醤油麹・甘酒を自分で仕込んで、料理に取り入れています。腸活や発酵食品が好きで、家族の健康を考えながら続けているんですが、それをInstagramで発信したら「麹、どこで覚えたんですか?」「レシピ教えて!」と反応がすごくて(嬉しかった!)。料理の話だけじゃなく、女将としての暮らし方や価値観を見せることが、結果としてお店のファンづくりにつながったんだと思います。
また、DAIICHIテレビ「まるごと大人気コーナー ずん飯尾のペコリーノ」や静岡朝日テレビ「とびっきり静岡」への出演、関根勤さん・須藤アナウンサーとの共演など、テレビに出た際の様子もInstagramでシェアしました。「テレビで見たよ!」と来てくださる方も増えて、SNSとメディア露出の相乗効果を実感しています。
フォロワーより大切にしていること|来てくれたお客様との関係
正直に言うと、フォロワー数の数字をゴールにしたことは一度もないんです。SNSを続けていて本当によかったと思う瞬間は、「Instagramを見て来ました」とおっしゃるお客様が実際にカウンターで笑顔になってくれるとき。「女将さん、麹投稿いつも見てます!」と言ってくれる常連さんができたとき。
お食事処やまにのInstagramは、宣伝ツールというより「お客様との会話の場所」だと思っています。磐田市・遠州エリアの方々に、季節のメニューや新しいご案内をお届けしながら、「そうだ、やまにに行こう」と思い出してもらえるような存在でいたい。創業52年、地元に根差してきたこのお店をSNSでも感じてもらえたら、それがいちばんの喜びです。
まとめ|SNSもお料理も、続けることが力になる
SNSって、料理と同じで「続けること」が何より大切だなと感じています。毎日コツコツと、素直に、飾らず発信していくうちに、少しずつ共感してくださる方が増えていきました。フォロワーが増えた理由を一言で言えば、「やまにというお店の日常と人柄を、正直に届け続けたから」だと思っています。
これからも大将・三代目とともに、美味しい料理と温かい時間をお届けしながら、Instagramでもその様子をお伝えしていきます。磐田市・遠州エリアで法事・宴会・ランチ・仕出しを探している方、ぜひ一度やまににいらしてください。ご予約・お問い合わせは、お電話またはネット予約からどうぞ。女将一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
📞 お電話でのご予約・お問い合わせ(受付時間 10:00〜19:00)
0538-55-5031


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