磐田のやまにの衛生管理へのこだわり|食品製造業許可取得の理由

やまにのあれこれ

梅雨の季節が近づくと、食材の管理や衛生面がいつも以上に気になる時期になりますよね。飲食店を営む私たちにとっても、この時期は特に気が引き締まります。

こんにちは、磐田市新塩田の「お食事処やまに」女将の鈴木弘子です。福田漁港からも車で10分ほどの場所にある当店は、創業52年。大将の鈴木保雅と息子の翔登、そして私の三人で日々営んでいる家族経営の和食店です。

今日は、お客様からときどき「なんで仕出しができるの?」「冷凍食品も売ってるの?」と聞かれる食品製造業許可についてお話しさせてください。実は、この許可証の裏側には、当店の衛生管理へのこだわりと、地域のお客様への思いがぎゅっと詰まっています。

こんな方におすすめ

  • ✅ 磐田市内で法事や宴会の仕出し料理を検討している方
  • ✅ テイクアウトや冷凍食品の衛生面・品質が気になる方
  • ✅ やまにがなぜ仕出し・冷凍自販機対応できるのか知りたい方
  • ✅ 安心できる食品を家族に届けたいと考えている方
  • ✅ 創業52年の老舗和食店のこだわりを知りたい方
磐田のやまにの衛生管理へのこだわり|食品製造業許可取得の理由 | 磐田市新塩田 ❘ お食事処やまに

食品製造業許可とは?やまにが取得した理由

「食品製造業許可」というのは、飲食店としての営業許可とはまた別に必要な許可です。店内でお出しする料理だけでなく、外に持ち出す食品を製造・販売するためには、専用の製造設備や衛生管理基準を満たしたうえで取得する必要があります。

当店が取得しているのは「飲食店営業許可」に加えて、仕出し対応と冷凍食品の販売にも対応できる「食品製造許可」です。

なぜ取得したかというと、シンプルに言えば「もっとお客様の暮らしに寄り添いたかった」から。

磐田市や浜松市、袋井市といった遠州エリアは、車社会でご家族連れも多く、法事やお祝いのような人生の節目を地元で大切にしている方がとても多い地域です。お店に来ていただくだけでなく、「ご自宅やお寺・集会場にも美味しい料理を届けたい」「深夜でもやまにの味を楽しんでもらいたい」という想いが、許可取得の一番の動機でした。

24時間使える冷凍自販機「ど冷えもん」を店舗前に設置したのも、この許可があるからこそ実現できたことです。

仕出し料理の衛生管理|現場で実践している5つのこと

とはいえ、許可を取れば終わりではありません。日々の衛生管理こそが、お客様への信頼の根拠だと私たちは考えています。

当店で実際に取り組んでいることをいくつかご紹介します。

① 仕入れは毎日・鮮度最優先
大将の保雅は毎朝、福田漁港をはじめ地元の仕入れ先を確認しながら、その日に使う食材を選びます。生しらすや活魚など鮮度が命の食材は特に目利きが大切で、少しでも状態が気になるものは使いません。「いい食材を使えば、あとは丁寧に仕上げるだけ」が大将の口癖です。

② 調理室の温度・湿度管理
特に梅雨から夏にかけては、食材の温度管理に神経を使います。仕出し料理は完成してから召し上がっていただくまでの時間があるため、保冷・保温の工程もしっかり管理しています。

③ 女将手作りの麹調味料も衛生管理の対象
私が仕込んでいる生姜麹・塩麹・醤油麹・甘酒なども、料理に使う大切な素材のひとつ。発酵食品は管理が適切でないとかえって品質が落ちてしまうため、仕込みの環境・道具の殺菌も欠かしません。腸活や家族の健康を考えるからこそ、余計に気を使います。

④ スタッフ全員の衛生意識の統一
息子の翔登が加わってからは、三人でより細かく情報を共有するようになりました。旅館や飲食店で9年修行してきた翔登は、プロとしての衛生意識が高く、特に仕出し料理の盛り付けや配達前の最終チェックを丁寧にやってくれています。

⑤ 配達はエリアを絞って鮮度維持
仕出しの配達エリアは主に磐田市内を中心としています。距離を絞ることで、料理の品質と温度を維持したままお届けできることを大切にしています。

✓ ここまでのポイント

  • 食品製造許可の取得は「仕出し・冷凍食品販売」のために必要な許可で、単なる飲食店営業許可とは別物
  • やまにが取得した背景には「地域のお客様の暮らしにもっと寄り添いたい」という想いがある
  • 仕入れ・温度管理・麹調味料の管理・スタッフ教育・配達エリア厳選という5つの柱で日々の衛生管理を実践

地域の文化と仕出し需要|遠州磐田ならではの背景

磐田市を含む遠州エリアは、法事の文化が今も根強く残っている地域です。親族が集まる年忌法要や初盆、四十九日など、大切な節目に「ちゃんとした料理を出したい」というご要望を、年間を通じてたくさんいただきます。

法多山・油山寺・可睡斎といった格式ある寺院が近隣にあることも、磐田・袋井エリアで法事の需要が多い理由のひとつかもしれません。お参りのあとに、ご自宅や集会場で皆さんで食事を囲む文化が地域に根付いています。

そういった場面に、仕出し料理という形でお役に立てることが私たちにとってもうれしいことです。

当店の仕出しメニューは、法事料理「菊」が3,800円(+ごはん350円)、「蘭」が3,200円など、ご予算に合わせてお選びいただける内容をご用意しています。

「法事の席で親戚等喜んでくれました。個室があり、ゆったりと会食できました」

磐田市在住・60代・女性

「仕出し量には、ボリュームもあり美味しかったです。地元の食材を使っていて、特に釜揚げしらすはふっくらとしておいしかった」

磐田市近隣・50代・男性

冷凍自販機「ど冷えもん」と食品製造許可のつながり

当店の入口近くに設置している冷凍自販機「ど冷えもん」は、24時間いつでも購入できる手軽さが好評です。営業時間外でも「やまにの味」を楽しんでいただけるのがうれしいポイント。

この自販機で販売している冷凍食品も、食品製造許可を取得しているからこそ販売できるものです。許可がないまま冷凍食品を販売することは法律上できません。許可取得の手続きは決して簡単ではありませんでしたが、「いつでも安心して食べられるものを届けたい」という気持ちでやり遂げました。

毎日の日替わりランチのテイクアウトも人気で、平日限定10食のため、ご希望の方は事前にお電話でのご予約をお願いしています。大将が毎日メニューを変える日替わりランチは、2026年4月16日現在でなんと1,190メニュー達成。静岡新聞・中日新聞にも掲載していただいたこのこだわりが、テイクアウトでも楽しめます。

創業52年・34年の経験が培った「安心感」

資格や許可証は大切ですが、それ以上に大切なのは、毎日の積み重ねだと思っています。大将・保雅がやまにに入ったのは22歳のとき。それから34年、1日も手を抜かずに料理と向き合ってきました。

「料理が何より好き」という大将の姿勢は、仕出しや冷凍食品にも表れています。店内でお出しする料理と同じ気持ちで、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。

DAIICHIテレビ「ずん飯尾のペコリーノ」やとびっきり静岡・静岡朝日テレビなど複数のメディアにも取り上げていただき、地域の皆さまに少しずつ知っていただけるようになりました。これも、お客様への誠実な姿勢を続けてきた結果だと感じています。

息子の翔登も、旅館や飲食店での9年の修行を経て戻ってきてくれました。三代目として、大将の背中を見ながら日々成長しています。三人で切り盛りしているからこそ、目が行き届いた衛生管理と、温かみのある接客を両立できていると思っています。

まとめ|安心の品質で、磐田の食卓に届けたい

食品製造許可の取得は、私たちにとって「もっとお客様の近くにいるための手段」でした。法事の仕出し、テイクアウト、冷凍自販機——どれも、遠州磐田に暮らす皆さんの日常やハレの日に、やまにの味をお届けしたいという一心から生まれたサービスです。

衛生管理は「やって当たり前」のことではありますが、許可取得という形で基準をクリアし、さらにその上で毎日の工夫を重ねることが、長くお客様に信頼していただける秘訣だと考えています。

法事やお祝い・宴会のご予約から、仕出しのご相談まで、どうぞお気軽にお声がけください。まずはお電話やネット予約からでも大丈夫ですよ。心を込めてお応えします。

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月曜・第2第3火曜定休。夜のご利用は完全予約制(6名様〜)です。法事などのご予約はお時間変更にも対応しております。ご家族みなさまで、どうぞやまにをご利用ください。

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