結論から言うと、しらす漁がお休みの時期でも、やまには十分すぎるくらい楽しんでいただけます。むしろ「しらすが食べられないなら来店を迷っている」という方にこそ、ぜひ読んでいただきたい記事です。
こんにちは、お食事処やまにの女将・鈴木弘子です。「今日って生しらす食べられますか?」というお電話を、毎年一定の時期にたくさんいただきます。そのたびに「残念ながら今日は休漁で…」とお伝えすると、「そうですか…」とちょっとがっかりされる声が受話器越しに伝わってきて、私も一緒に少ししゅんとしてしまうんです。
でも、正直に言わせてください。大将は34年間、しらすが獲れない日も、嵐の日も、ずっと厨房に立ち続けてきました。そして今は息子の翔登も加わって、三人で毎日丁寧にメニューを作り続けています。しらすだけがやまにの魅力じゃない——そのことを今日はしっかりお伝えしたくて、この記事を書くことにしました。
こんな方におすすめ
- ✅ しらす漁の休漁期に磐田・福田漁港周辺で食事を探している方
- ✅ やまにに初めて来店するが、何を注文すればよいか迷っている方
- ✅ 日替わりランチの内容や、季節ごとのメニューを知りたい方
- ✅ 地元・遠州の食材を使った和食が食べたい方
- ✅ しらす以外のやまにのこだわりを知りたい方

しらすが休漁になる理由と、やまにとの関係
静岡県・福田漁港では、しらすの資源保護のために定期的に休漁期間が設けられています。特に産卵期にあたる時期(おおむね1〜3月ごろ)は漁が制限されることが多く、また天候や海の状況によっても急きょ漁に出られない日があります。
やまにでは、福田漁港から直送される新鮮なしらすを大切に使わせていただいています。だからこそ、休漁の日や漁が少ない日は、無理にお出しすることはしていません。鮮度と品質に妥協したくないというのが、大将の変わらない信念なんです。
22歳で実家であるやまにに入り、34年間厨房に立ってきた大将・鈴木保雅が常々言っていることがあります。「今日獲れたもので、今日一番おいしいものを出す。それだけや。」と。この言葉が、しらすが食べられない日のメニューへのこだわりにもそのままつながっています。
1,190種類を超えた日替わりランチ——それ自体がやまにの本気
2026年4月16日現在、やまにの平日日替わりランチのメニュー数は1,190種類に達しています。静岡新聞・中日新聞にも掲載していただいた、やまにが地道に積み重ねてきた実績です。
この数字は、単に「たくさんある」ということではありません。毎日必ずメインを変える、旬の食材をその日の仕入れに合わせて使う、同じ料理でも味付けや盛り付けを少しずつ工夫する——そういう一日一日の積み重ねの結果なんです。
しらすが食べられない日だからこそ、大将がその日に選んだ別の地元食材が、ランチのメインに輝いています。春なら遠州の山菜天ぷら、秋なら地魚の煮付け、冬なら体が温まる根菜の炊き合わせ……。日替わりランチ1,350円には、ごはん・汁物・小鉢も付いて、季節を丸ごと食べているような満足感があります。
ちなみに日替わりランチのテイクアウトも対応しています(限定10食のため、事前にお電話を)。「今日は何かな?」と楽しみにして来てくださるお客様が、しらすの時期に関わらず毎日いらっしゃることが、私たちの日々の励みになっています。
✓ ここまでのポイント
- しらす休漁期間中でも、やまにでは地元食材を活かした豊富なメニューを毎日ご用意しています
- 大将が34年間積み重ねてきた日替わりランチはすでに1,190種類超。「今日だけの一皿」がいつも待っています
- 鮮度と品質を最優先にしているからこそ、休漁日でも料理の質は落としません
しらすがなくてもこれが食べたい!やまにの代替メニューを大将が語る
ある休漁の日、厨房で仕込みをしていた大将に「しらすが獲れない日、一番食べてほしいメニューは何?」と聞いてみたことがあります。少し考えてから、大将はこう言いました。
「花かご御膳かな。あれが一番やまにらしいから。」
やまにの看板メニューのひとつ「花かご御膳」は、彩り豊かな小鉢を手づくりの籠に盛り込んだ、見た目にも華やかなお膳です。その日の旬の食材が小鉢に並ぶので、季節を感じる一皿として人気があります。しらすがないからこそ、逆に季節の地魚や山の幸が主役になれる——そういうメニューでもあるんです。
また、2026年5月下旬からは太刀魚を使ったランチが新登場する予定です。遠州灘でもなじみ深い太刀魚を、大将ならではの調理法でお出しします。しらすとはまた違う、深みのある旨みをぜひ楽しんでいただけたらと思っています。
もうひとつ、特別な日の来店にも対応できるのがやまにの強みです。宴会コース(5,000円〜)では、お刺身・天ぷら・煮物・揚げ物など和食の基本を丁寧に仕上げたお料理が並びます。しらすの有無に関係なく、和食の本質的な美味しさを感じていただけるよう、季節ごとに内容を組み替えています。
女将のひと手間が料理をもっと美味しくする——麹調味料のはなし
しらす以外の料理が美味しい理由には、もうひとつ大切なことがあります。私・女将が仕込む手づくりの麹調味料です。
生姜麹・塩麹・醤油麹・甘酒——これらを季節や料理に合わせて使い分けることで、和食の旨みと優しい甘みがぐっと引き立ちます。市販の調味料にはない、発酵の力がお料理に深みを与えてくれるんです。腸活や家族の健康を考えていた私が「料理そのものを変えたい」と思い始めたことがきっかけでした。
しらすがある日もない日も、麹を使った味付けはやまにのすべての料理に生きています。「なんか、やまにの料理って体に優しい感じがする」とおっしゃってくださるお客様がいらっしゃいますが、それはこういうひと手間の積み重ねなんだと思っています。
「地元の食材を使っていて、特に釜揚げしらすはふっくらとしておいしかった。しらす以外のお料理もどれも丁寧で、また来たいと思いました。」
50代・女性のお客様
「個室があり、ゆったりと会食できました。お料理の品数も多く、家族みんな大満足でした。」
40代・男性のお客様
まとめ:しらすが休漁でも、やまにには来る理由がある
「しらすが食べられないなら今度にしよう」——その「今度」をずっと待っているより、ぜひ今のやまにの季節のお料理を楽しみに来ていただけたら、とても嬉しいです。
1,190種類を超えた日替わりランチ、彩り豊かな花かご御膳、女将が丹念に仕込む麹調味料の効いた小鉢……。休漁の日だって、やまには全力でお迎えする準備をして、皆さまをお待ちしています。
磐田市・浜松市・袋井市など遠州エリアからのご来店、宴会・法事・ランチ・仕出しのご相談は、お気軽にお電話またはネット予約からどうぞ。夜は完全予約制(6名様〜)ですので、ご来店前にご一報いただけると安心です。
📞 お電話でのご予約・お問い合わせ(受付時間10:00〜19:00)
電話: 0538-55-5031
大将・女将・三代目の三人で、心を込めてお待ちしております。遠州の恵みをたっぷり盛り込んだ一皿で、またお会いできる日を楽しみにしています。


コメント