先日、ランチでご来店いただいたお客様から、こんなお声をいただきました。「前回来たとき天ぷらに入っていた食材と、今日のが全然違うんですね。どうやって決めているんですか?」と。
そのとき大将の保雅さんが笑顔で答えていたのが印象的でした。「その日の朝、一番いい状態のものを仕入れてから献立を決めることが多いんですよ。季節が変われば、海も畑も表情が違いますから」。
このひと言が、やまにのお刺身天ぷら御膳のすべてを表していると思っています。今回は、季節ごとに内容がどのように変わるのか、どんな食材が登場しやすいのかを、比較しながらご紹介します。
こんな方におすすめ
- ✅ やまにのランチメニューが季節によって変わるのか気になっている方
- ✅ 旬の魚介や天ぷら食材にこだわって食事を選びたい方
- ✅ 磐田・福田漁港近くで新鮮な和食ランチを探している方
- ✅ 家族や友人との外食で「その日ならではの一品」を楽しみたい方
- ✅ チェーン店にはない、地元ならではの旬の味わいを体験したい方

お刺身天ぷら御膳が「季節で変わる」とはどういうこと?
やまにのお刺身天ぷら御膳は、固定されたメニューではありません。大将が毎朝その日の仕入れ状況を確認しながら、その時季に一番おいしいものを選んで献立に組み込んでいます。
刺身であれば、春先には桜鯛や初がつお、夏には活アジや平目、秋には太刀魚やサンマ、冬には寒ブリや鮃(ひらめ)など、旬によって顔ぶれが変わります。天ぷらも同様で、春はたらの芽や新玉ねぎ、夏はなす・かぼちゃ・ししとう、秋にはきのこや栗、冬はごぼうや蓮根といった野菜が中心になることが多いです。
「旬のものが一番甘くて、一番美味しい。それ以上のことはないと思っています」と大将。34年の料理経験から生まれた言葉は、シンプルだけど力強いです。
春夏と秋冬で比べると、こんなに変わる!季節別の食材をチェック
少しイメージしやすいよう、春夏と秋冬のお刺身・天ぷらの食材傾向を比べてみましょう。
【春〜夏の傾向】
福田漁港を中心に、この時期は旬の魚介が豊富に揚がる季節です。生しらすや釜揚げしらすは春から夏にかけて特に絶品。お刺身にはカツオや真鯛、イサキなどが登場しやすく、天ぷらには春野菜(アスパラ・たらの芽・新じゃが)やズッキーニなど彩りの豊かな食材が揃います。全体的に軽やかで爽やかな味わいの御膳になりやすい時期です。
また、2026年5月下旬からは太刀魚を使ったランチが新登場予定。太刀魚は遠州灘でも水揚げされる白身魚で、ふっくらとした身と上品な脂が特徴。塩焼きや天ぷらにした際の美味しさは格別です。これは春〜夏の食卓にまた新たな楽しみが増えることになります。
【秋〜冬の傾向】
秋になると、脂がのった魚が増えてきます。太刀魚・サワラ・サバなど、塩焼きや煮付けにしてもおいしい魚が旬を迎えます。刺身には寒ブリやハマチが登場することも。天ぷらには舞茸・まいたけ・れんこん・かぼちゃなど、秋らしい食材が主役になります。冬は特に出汁のきいた汁物との相性も抜群で、御膳全体の温かみが増す時期です。
「冬のブリの刺身と、揚げたてのれんこんの天ぷら、それにしじみの味噌汁が揃ったときは、なんとも言えない満足感がありますよね」と大将も嬉しそうに話してくれます。
✓ ここまでのポイント
- やまにのお刺身天ぷら御膳は、その日・その季節の食材によって内容が変わる「生きたメニュー」です
- 春〜夏は軽やかな魚介と彩り野菜、秋〜冬は脂ののった魚と根菜が中心になる傾向があります
- 太刀魚を使ったランチメニューが2026年5月下旬から新登場予定。旬の素材がまた一つ加わります
女将の麹調味料が、刺身・天ぷらの味をひと味違うものにする
旬の食材にくわえ、やまにならではのこだわりがもうひとつあります。それが女将・弘子さんが手仕込みする麹調味料です。
生姜麹・塩麹・醤油麹・甘酒——どれも化学調味料に頼らず、発酵の力で素材の旨みを引き出すもの。刺身に添える醤油に醤油麹を使うと、まろやかな甘みが加わって魚の甘さと溶け合います。天ぷらの塩として塩麹を活用すると、揚げた衣の香ばしさに深みが出ます。
「腸活にも関心があって、発酵食品を日々の料理に取り入れることが楽しくなってきたんです。家族の健康を考えながら仕込んでいると、自然とお客様の健康も気にかけたくなって」と女将は話します。外からは見えにくいところに、こういう手間が積み重なっています。
地元・福田漁港産のしらすは「季節の変化」を感じる代表格
磐田でお刺身御膳を語るとき、しらすは外せません。やまにでは福田漁港から直送された新鮮なしらすを使用しており、季節によって旬の状態が変わります。
生しらすが解禁になる春の時期は、透き通った白い身がとろけるような食感。夏に向けては釜揚げにした際のふっくらとした甘みが際立ちます。秋冬は禁漁期間もあるため、釜揚げしらすや冷凍保存品が中心になることも。季節ごとのしらすの状態に応じて、提供方法も変わってきます。
「生しらすは本当に鮮度が命。その日に獲れたものしか提供できないから、あるときはあるし、ないときはないんです。だからこそ、出会えたときの嬉しさがありますよね」と大将は言います。固定されていないからこそ、「今日は生しらすがありますよ」の一言がうれしい。それがやまにのランチの醍醐味のひとつです。
「地元の食材を使っていて、特に釜揚げしらすはふっくらとしておいしかった。また食べに来たくなります」
磐田市在住・60代・女性
「個室があり、ゆったりと会食できました。料理の丁寧さが伝わってきて、特別な日にぴったりのお店でした」
磐田市近郊・50代・男性
「固定メニューを比べるより、旬の流れを楽しんでほしい」——大将からのメッセージ
チェーン店や大手ファミリーレストランと比べると、やまにのお刺身天ぷら御膳は「今日は何が入っているんだろう」という楽しみ方が前提です。同じ「お刺身天ぷら御膳」という名前でも、春に来たときと秋に来たときでは、全く別の料理体験になります。
それは不安定なのではなく、自然と向き合って料理しているから。1,190種類(2026年4月現在)を超えた日替わりランチのカウントも、毎日メインを変え続けた大将の姿勢の積み重ねです。
「同じ料理を同じ味で毎日出すだけなら、そんなに難しくない。でも旬のものをその日のベストな状態で出し続けるのが、やまにの料理だと思っています」。大将のこの言葉に、34年の経験と誇りが詰まっています。
まとめ:季節を食べに、磐田・やまにへ
お刺身天ぷら御膳の内容は、季節によって大きく変わります。春夏の軽やかな魚介と野菜、秋冬の脂ののった旬の魚と根菜——どの季節に訪れても、その時期にしか味わえない一膳が待っています。女将手仕込みの麹調味料が加わり、地元・福田漁港のしらすが脇を固める。これがやまにのランチです。
次にご来店の際は、「今日はどんな刺身ですか?」と気軽に声をかけてみてください。大将も女将も、喜んでお答えします。
ランチは火〜日曜日の11:30〜(L.O.13:15)、夜の個室や宴会は完全予約制(6名様〜)です。お気軽にご相談ください。
📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:0538-55-5031(受付時間 10:00〜19:00)
月曜・第2・第3火曜日が定休日です。ご来店前にぜひご確認ください。旬の食材と家族の温かさが揃う磐田のお食事処やまにで、ご家族みなさまとの大切なひとときをお過ごしください。


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