やまに2代目大将・保雅さんのこだわり|毎朝市場に通う職人の目利き

やまにのあれこれ

やまに2代目大将・保雅さんのこだわり|毎朝市場に通う職人の目利き

先日、常連のお客様から「大将、毎日メニューが変わるって本当ですか?どうやって考えてるんですか?」とふと聞かれました。思わず笑ってしまいましたが、これ、実はよく聞かれるんです。

答えはシンプルで——毎朝、市場や漁港に足を運んで「今日一番いいもの」を自分の目で確かめる。それが日課であり、やまにの料理の原点です。

今回は、普段なかなかお話しする機会のない大将・鈴木保雅のこだわりや仕事の裏側を、少しだけのぞいてもらおうと思います。お客様の目に触れない部分にこそ、34年間積み重ねてきた職人の仕事があります。

こんな方におすすめ

  • ✅ やまにの料理がなぜ毎日違うのか気になっていた方
  • ✅ 地元・磐田の食材にこだわったお店を探している方
  • ✅ 大将の人柄や料理への姿勢を知りたい方
  • ✅ 日替わりランチやしらす料理に興味がある方
  • ✅ 法事・宴会の料理をどこに頼もうか迷っている方
やまに2代目大将・保雅さんのこだわり|毎朝市場に通う職人の目利き | 磐田市新塩田 ❘ お食事処やまに

22歳で包丁を握って、もう34年。料理が好きで好きでたまらない

大将の鈴木保雅が実家であるお食事処やまにに入ったのは22歳のとき。先代(初代大将)の背中を見ながら和食の世界に入り、気づけば34年が経ちました。

「料理が好きなんですよね、単純に。新しい食材を見ると、どう料理しようかってすぐ頭の中でイメージが動き出すんです」と大将は言います。甘いものが大好きで食べ歩きも趣味のひとつ。休みの日も結局どこかのお店に入って「あ、これ参考になる」と手帳にメモしているそうです。完全に職業病ですね(笑)。

その探求心が、日替わりランチ1190種類という驚異の数字につながっています。2026年4月16日現在の記録ですが、毎日欠かさず変え続けてきた積み重ねは、並大抵の情熱ではありません。同じメニューを出す日は原則ない——それが大将の自分自身への約束です。

「今日一番いいもの」を仕入れる。市場での目利きが料理の9割を決める

お客様にはほとんど言わないのですが、日替わりランチのメニューは前日の夜や当日の朝に決まることがほとんどです。

理由は明快で、先に献立を決めてから食材を探すのではなく、「今日の一番いい食材」に料理を合わせるから。福田漁港に近いやまにだからこそ、その日水揚げされたばかりの魚や、旬の野菜を見て「これで行こう」と決める。それが大将流の段取りです。

特に力を入れているのが、地元・福田漁港の新鮮なしらす。ふっくらとした釜揚げしらすは、やまにを代表する食材のひとつです。「しらすは鮮度が全て。港の近くにある店の強みをフルに使わないともったいない」と大将。漁があった日には生しらすが手に入ることもあり、その日限定のメニューとして提供することもあります。

さらに、静岡県産の生わさびや活魚も積極的に取り入れ、「遠州の恵み」を最大限に活かすことを大切にしています。チェーン店では絶対に真似できない、地元に根差したお店だからこそできる仕入れのスタイルです。

✓ ここまでのポイント

  • 大将・鈴木保雅は22歳から34年間、やまにで和食一筋のキャリアを積んできた職人
  • 日替わりランチは2026年4月時点で1190種類を達成。同じメニューは原則出さない
  • 献立は「その日一番いい食材」から考える。福田漁港直送のしらすをはじめ、遠州の旬素材を毎日仕入れ

実はここにこだわっています——女将の麹と大将の出汁が合わさる瞬間

やまにの料理の味わいには、もうひとつ大切な要素があります。それが、女将・弘子さんが手作りする麹調味料です。

生姜麹、塩麹、醤油麹、甘酒——これらを女将が丁寧に仕込み、大将の料理に活かしています。「発酵食品って、料理に深みと丸みが出るんですよね。化学調味料では出ない、身体にやさしい味になる」と大将。腸活や家族の健康を考えながら麹を仕込む女将と、それを料理に落とし込む大将の連携が、やまにの「ほっとする美味しさ」を生み出しています。

お客様の口には入るけれど、「麹を使っています」とわざわざ説明しているわけではない。それでも「なんかやまにの料理って優しい味がするよね」と言っていただけるのが、一番うれしい言葉だと大将は話してくれました。

また、法事料理や宴会コースの仕出しにも、この丁寧な仕事は変わりません。食品製造許可を取得しているやまにでは、仕出し料理の品質管理も徹底。「お届けする料理も、お店で出す料理も、同じ気持ちで作っています」という言葉に、大将の仕事への姿勢が詰まっています。

テレビや新聞に取り上げられても、変わらない「毎日の積み重ね」

DAIICHIテレビ「ずん飯尾のペコリーノ」でやまにバーガーが紹介されたり、静岡朝日テレビ「とびっきり静岡」に2回出演、関根勤さんや須藤アナウンサーとの共演、静岡新聞・中日新聞での日替わりランチ1000種類達成の掲載——やまにはこれまでさまざまなメディアに取り上げていただいてきました。

それでも大将の朝は変わりません。市場に行き、食材を見て、その日のメニューを考える。取材があろうとなかろうと、同じルーティンを繰り返す。「お客様が今日も来てくださるんだから、今日も全力で作るだけです」という言葉に、52年続くやまにの底力が見えます。

息子の三代目・翔登くんも旅館・飲食店での9年の修行を経てやまにに加わり、今では大将・女将・三代目の三人体制でお店を支えています。大将の目利きの技術と料理への姿勢が、次の世代へと確かに受け継がれています。

「地元の食材を使っていて、特に釜揚げしらすはふっくらとしておいしかった。また来たいです。」

磐田市在住・60代・女性

「法事の席で親戚みんなが喜んでくれました。料理の丁寧さが伝わって、頼んで本当によかったです。」

磐田市在住・50代・男性

まとめ:毎朝の積み重ねが、やまにの味をつくっている

22歳から包丁を握り続け、34年。毎朝市場に足を運び、1190種類を超える日替わりランチを作り続けてきた大将・鈴木保雅のこだわりは、「今日一番いいものをお客様に食べていただきたい」というシンプルな思いから来ています。

地元・福田漁港の新鮮なしらす、女将手作りの麹調味料、旬の遠州食材——派手な演出ではなく、日々の小さな積み重ねと手間が、やまにの料理の個性です。

ランチでふらっと立ち寄るのも、法事や宴会の席でご利用いただくのも、大将の仕事への姿勢は変わりません。磐田市近隣でお食事の場をお探しの際は、ぜひやまにへお越しください。ご家族みなさまでのご来店を、心よりお待ちしております。

ご予約・お問い合わせは、お電話またはネット予約からお気軽にどうぞ。夜のご利用は完全予約制(6名様〜)となっておりますので、お早めにご連絡ください。

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